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Last updated 2016-11-17

平成27年11月12日

全国造形教育連盟平成27(2015)年度 全国造形教育連盟活動方針案 

 近年、教育界においては、「アクティブ・ラーニング」の重要性が話題となったり、「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」が文部科学省から発表されるなど、小学校における英語教育の充実に向けた具体策が検討され始め、次代の学習指導要領策定に向け国際社会に生きる日本人の育成が強く求められています。
 造形美術教育においては、これからの国際社会を生きる感性や創造性、情操を高めるそれぞれの発達段階に応じた教育実践が求められています。保育園、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校、高等学校及び大学等における造形美術教育を生涯学習へと発展させ、心豊かな人格の形成につながる活動を充実させることが本連盟の重要な役割です。平成25年度には「センス・オブ・ジャパン~造形美術教育が日本の感性を育てる~」、26年度は「造形100年教育~わたしを俯瞰して見えるもの~」をテーマに豊かな人間性の形成を目指した実践・発表をしてきました。そして、本年度のテーマは、「ひとりひとりに『つくる喜び』を~豊かな心と表現力を育てる造形美術教育~」の下、日本教育美術連盟との共催により発表会を開催します。
 子どもたち一人一人の豊かな人間性の形成を目指し、造形美術教育の益々の充実発展を図り、果たす役割を広く社会に普及・啓発するため次の方針で諸活動を推進します。

1 次期学習指導要領等の改訂に向けて、関係美術教育団体等との連携を図るとともに、造形美術教育の意義を明確化した活動の展開を図る。

2 造形美術教育に関係する各園・学校、美術館、関係団体等との連携を深め、全国の造形美術教育の研究・実践を支援する。

3 全国大会の運営、改善に関する検討を図り、長期的な展望の下、大会開催など全国の園・学校や美術館等が連携した活動体制を目指す。

4 造形美術教育を活かし東日本大震災被災地等への支援活動を継続する。

5 「センス・オブ・ジャパン~造形美術教育が日本の感性を育てる~ をスローガンに造形美術教育による人格形成の意義や重要性を発信する。

  • ① 造形美術教育に関する情報を活用できる環境を整備する。
  • ② 小中学校において図画工作、美術が必修教科として位置付けられている意義を踏まえ、全国の中学校専任美術科教員の必要性を唱えるとともに状況把握をする。
  • ③ CGや写真などの映像表現等を授業に採り入れ、メディアの拡大とともに生涯にわたって表現や鑑賞を楽しむ力を育成する。
  • ④ 全国の造形美術教育に関する作品展やコンクール等を積極的に支援し、造形美術教育の活性化を図る。